光を直接電力として蓄える光電気化学キャパシタの開発研究
企業責任者 |
ペクセル・テクノロジーズ株式会社
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研究期間 (年度) |
2006 – (非公開)
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概要 | 光を直接電力として貯えることのできる光電気化学キャパシタのコンセプトが大学研究室で提案された。この光電気化学キャパシタが実現すれば、 1エネルギー貯蔵型の太陽電池の実現、2光量による出力変動のない新しい概念の太陽電池の実現、3光の積算量に応答する新しい光スイッチング素子の実現、につながるため、大きな注目が寄せられている。 本研究では、光電気化学キャパシタの実現に向けた研究開発として、ペクセル・テクノロジーズ(株)において、電気二重層型の高容量蓄電材料を用いる光電気化学キャパシタの開発を実施し、再委託先の東京大学瀬川研究室において酸化還元型の高容量蓄電材料を用いる光電気化学キャパシタの開発を実施する。最終的には、これらの高容量蓄電材料を併用した素子を試作して機能の向上を図るとともに、素子を連結した大面積高出力電圧モジュールの試作を行うことを目的とする。
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