表層型メタンハイドレートの産状解明と生産手法の開発
企業責任者 |
清水建設株式会社技術研究所
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研究期間 (年度) |
2006 – (非公開)
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概要 | 水域に存在するメタンハイドレートは、その堆積深度から「深層型」と「表層型」に分類できる。堆積物中のメタンフラックスが高い場所では、海(湖)底に「表層型」が存在することが知られており、最近、日本海でも「表層型」の分布が確認され、資源開発に向けた取組みに期待が集まっている。地下約100m以深に分布する「深層型」に比べ「表層型」は、その産状や堆積地盤の特徴など未解明な課題が多く残されている。本研究は、「表層型」の存在が確認されているバイカル湖において、メタンハイドレート溶解を利用した新たな生産手法を検証・評価することが目的である。物理探査および堆積物コア分析からメタンハイドレート堆積層の産状を解明し、ガス産出試験を実施することにより、表層型メタンハイドレート資源開発のパイロットスタディを行う。
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