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高品質コロイド単結晶を用いた分光素子および超小型分光光度計の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 育成研究

研究責任者 山中 淳平  名古屋市立大学, 薬学研究科(研究院), 教授
研究期間 (年度) 2007 – 2010
概要荷電したコロイド微粒子が水中で規則配列して形成する、数100nm周期の結晶構造(コロイド結晶)の光学特性を活用し、実用可能な分光特性を持つ光学単結晶を作成する。次に本結晶を高分子ゲルにより固定し、その弾性変形を利用して、回折波長が可変な光学素子を作成する。さらに当該素子を組み込んだ、可視分光光度計を試作する。本光度計は、回折格子による空間的な光展開を利用した既製品とは異なり、装置内部に長い光路を必要としないため、超小型とできる。ポータブルな分光計として、製造業での品質管理はじめ、「色の定量化」が必要な様々な分野で需要が期待できる。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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