毒性のないHSP誘導薬の化粧品、医薬品としての開発
研究責任者 |
水島 徹 熊本大学, 大学院医学薬学研究部(薬), 教授
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研究期間 (年度) |
2007 – 2010
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概要 | 本研究で水島教授らは、熱ショックタンパク質(HSP)70が紫外線による皮膚傷害から皮膚を守ると同時に、メラミン(シミの原因)の産生を抑制することを発見した。そして、400種類の生薬から、HSP70誘導生薬を発見し、これを配合した化粧品を2010年1月に発売した。医薬品の開発においては、HSP誘導薬が胃潰瘍、小腸潰瘍、炎症性腸疾患、間質性肺炎、アルツハイマー病などにも有効であることを発見した。また、ヤバツイからHSP誘導物質を単離・同定することに成功した。
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