高機能性鉄磁性体微粒子を用いた乳癌に対する新しい低侵襲・個別化診断・治療法の開発
研究責任者 |
上田 政和 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 准教授
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研究期間 (年度) |
2007 – 2010
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概要 | 乳癌症例の進行度に応じた、低侵襲で個別化した診断・治療の開発を目指す。すなわち、センチネルリンパ節に特異的に滞留し、高い?MRI造影効果、?磁気音響効率、?高周波磁界による発熱特性を示す鉄磁性体粒子(平均粒子径約100nm)を開発する。これを用い(1)MRIを用いた造影剤として企業化し、(2)磁気音響効果によるフェライト検出器による手術時センチネルリンパ節同定法を開発・企業化し、(3)高効率の高周波磁界発生装置によりセンチネルリンパ節転移の温熱・焼灼療法を確立する。
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