ナノダイヤモンドを用いたマルチモーダル分子イメージングプローブの創生
研究責任者 |
小松 直樹 滋賀医科大学, 医学部, 准教授
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研究期間 (年度) |
2007 – 2010
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概要 | 本研究では、ナノメートルサイズ(3-100 nm)のダイヤモンド、すなわちナノダイヤモンド(ND)を用いた画像診断素子(イメージングプローブ)の開発を行った。具体的には、ND を光や磁気共鳴(MR)で見えるようにし、生体中で析出することなく長期間安定に溶解させ、さらに標的部位に選択的に取り込まれるような機能をNDに与えることに成功した。最終的には、これらの機能を併せ持つNDを合成し、蛍光による生体イメージングを行い、腫瘍の可視化に成功した。
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