内熱式電磁溶融法による石炭灰の溶融減容化および利材化
研究代表者 |
谷口 尚司 東北大学, 大学院環境科学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | わが国の石炭火力発電所から発生する石炭灰の総量は年間920万トン(2002年度)に上り、その75%がセメント原料に充てられているが、公共事業の縮小により、セメントの需要は減退しており、新たな利用先の開拓が求められている。石炭灰は嵩密度が小さく有害な重金属を含むため、ガラス化して減容化し、かつ重金属を封じ込めることが、最終処分あるいは利材化に有効である。本研究では、熱効率が高い内熱式の電磁溶融法によって、石炭灰の溶融・減容化および利材化を目指す。
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