骨転移を起こす前立腺癌を予測する診断薬の開発と応用
研究代表者 |
梁 明秀 横浜市立大学, 大学院医学研究科分子病理学, 準教授
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | 今回我々は、前立腺がんの骨転移の可能性を高い精度で診断できる抗体を開発した。これは手術時や検査時の前立腺癌組織標本を用いた免疫組織化学染色法により、将来的に骨転移を起こしやすい前立腺癌を約60-70%の確率で予測することが可能である。本抗体による診断方法は、現在主流である「Gleason Score」による診断法とは異なる角度からがんの悪性度を評価するため、骨転移の可能性診断をより適切に行うことが可能であり、将来的には前立腺がんの治療の際にスタンダードな診断方法となる可能性が高い。
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