放射線を用いたアスベストの無害化と可溶化に関する技術開発
研究代表者 |
永石 隆二 日本原子力研究開発機構, 原子力基礎工学研究部門, 研究副主幹
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | アスベストは建築資材に多量に含まれ社会問題化しているが、高温溶融の処理法では1000度の高温加熱や大量の薬品を必要とする。そこで新たに放射線を用いた、環境適合性に優れたアスベストの処理法を開発する。すでにアスベストにガンマ線や電子線を様々な条件で照射し,構造変化や溶解度変化の予備的な知見を得ている。さらに研究を進め、粒状化や完全溶解による無害化を図り、環境負荷の低い画期的な処理法の開発を目指す。
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