モデル動物(線虫)を用いた有害物質感知バイオセンサーの研究
研究代表者 |
三輪 錠司 中部大学, 大学院応用生物学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | 本応募研究は、これまで本研究室によって開発された方法(特願2006-203595)をもとに、残留農薬などの食品危害物質や薬物など外来異物(以下、毒物と総称する)の代謝経路に働く様々な分子を標識することで、これら毒物やそれを緩和する物質を迅速、簡便、経済的に検出できる“生きた”バイオセンサーを作製してゆき、広範囲の毒物とその毒性緩和物質のスクリーニング法を開発してゆくことを目的とする。毒物の検出能だけでなく、その毒性を中和したり緩和したりする食品や物質のスクリーニングも同時におこなう機能をもつことで、科学に基づいた「安全と安心」の備わった社会づくりに貢献する。
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