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DNA毒性の、高感度検出アッセイ系の樹立

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

武田 俊一  京都大学, 医学研究科, 教授

研究期間 (年度) 2007
概要DNA 毒性の検定を、DNA 損傷を効率よく修復できないミュータント細胞株を使って行うアッセイ手法の樹立を提案する。我々は、標的組み換え効率が高く、かつその性質が安定なニワトリB リンパ細胞株、DT40 を使って、DNA 修復・組み換え経路に関与する遺伝子の破壊株を網羅的に作製してきた。この遺伝子破壊株の種類は世界一である。DNA 毒性の有無を解析する化学物質が、様々な種類のDNA 修復・組み換え欠損株の増殖に与える影響を調べることによって、DNA 毒性の種類および、その性質を簡便に解明することができる。DNA 修復・組み換え経路は、複数種類存在し、互いに重複した機能を持つ。よって、多重遺伝子欠損株を作って、複数種類の経路が働かなくなった細胞を樹立できれば、既に作製済みの単独遺伝子破壊株に比べて、DNA 毒性をさらに高感度に検出できる。本申請では、複数種類のDNA 修復・組み換え経路が欠損した細胞株を作ることを提案する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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