カメ培養肝細胞を用いた簡便で再現性の高い環境汚染評価法の開発
研究代表者 |
鎌田 洋一 大阪府立大学, 大学院生命環境科学研究科, 助教授
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | 卵生動物のオスが女性ホルモン活性のある汚染物質の曝露を受けると、ビテロジェニン(VTG)という卵黄前駆体が肝臓で合成され、血液中に放出される。私は野生のクサガメオスの血中VTG濃度と汚染物質の相関を調べ、環境の良否を評価してきた。本研究ではカメ肝細胞の培養システムを確立し、汚染物質によって肝細胞から誘導されるVTGをパラメータとして、簡便で再現性が高く、検査施設間等での変動のない安定した環境汚染評価法を開発する。
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