研究代表者 |
森口 勇 長崎大学, 工学部 応用化学科, 教授
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | 研究者等は高規則性ヘキサゴナル構造を有するメソポーラスシリカを、常圧・低温での数分間の反応で調製できる方法を見出した。本合成法の特長は、テンプレートの使用量が少なくかつリサイクルできること、安価なケイ酸Na粉末も原料に利用できること、操作が極めて簡便で短時間合成できることなどであり、従来法より格段に低コスト化できる。本方法を工業用プロセスに展開し、メソポーラスシリカを利用した排ガス・排水処理への応用を具体化することを目標に、吸着剤としてのゲスト選択性向上、細孔径の精密制御、安定性向上、耐水性付与を集中的に検討する。
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