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分子鋳型を用いた立体識別型分離剤の開発とクロマトグラフィー充填剤への応用

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

国本 浩喜  金沢大学, 大学院自然科学研究科, 教授

研究期間 (年度) 2007
概要.. 本研究の目標は,分子鋳型ポリマー法を用いて汎用性が高く立体選択性に優れた分離材料を開発し,それを充填剤としてクロマトグラフィーに応用することである... 分子鋳型ポリマー法では,分離対象となる光学活性物質を鋳型分子として,それと相互作用可能な官能基を有する機能性モノマーおよび架橋剤を共存させて重合する.反応後にポリマー内から鋳型分子を除去することにより,鋳型分子と相補的な結合部位を有するポリマーを得る... 本研究の特徴は,数μmの球状ポリスチレンを核としてその周辺で重合を進行させることにより,充填剤に適した球状ポリマーを得ることである.さらに分離対象として,医薬品の中間体,不斉合成の補助剤として高純度の光学活性体が要求される5-置換1,3-オキサゾリジン-2-オン誘導体を用いる.

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-25   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2023-01-10  

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