研究代表者 |
池口 達治 愛知県産業技術研究所, 尾張繊維技術センター 開発技術部, 主任研究員
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | 織物素材のたて糸及びよこ糸に、導電性繊維とストレッチ繊維を使用した伸縮性のある織物を試作し、伸縮量を検出できる織物を開発する。さらにこの織物に粘着剤を塗布(サロンパスのようなもの)して身体の関節部位に貼り付け、伸縮量の変化量を出力信号に変換して、携帯型の情報処理端末に収集、解析することにより、被験者の動きを検出することが可能な織物を開発する。伸縮量を検出する原理は、織物の伸縮により導電性繊維の糸間隔が増減するに伴って、導電性繊維間の静電容量が変化する現象を利用するものである。あらかじめ検量しておいた数値により、静電容量の変化量から織物の伸縮量を導く。
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