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横編機完全同期型ニット原糸染色システム(無縫製色柄編機)の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

奥村 和之  岐阜県産業技術センター, 繊維研究部, 専門研究員

研究期間 (年度) 2007
概要ファッショナブルでカラフルなニット製品(セーター等)を製造する代表的な方法として、?数色の色糸をデザインに合った図柄が生地の表になるよう多層に編み上げる方法(以下、?法と言う)、?生地を編んだ後にインクジェットプリントによって染色する方法(以下、?法)がある。しかし、?法では編機の制限から色の種類が少数に限られる、多層となって生地が厚くなるなどの問題がある。また、?法では表面のみを染色するため、色の深みが出せず製品の高級感が損なわれる。そこで本研究では、上記の問題点の抜本的解決ため、糸を染色しながら編み上げ生地やセーター1着を丸ごと仕上げる全く新規な装置(以下、「無縫製色柄編機」)を開発する。本装置によれば、ニット組織の凹凸と一体化した先染め特有の深みのある色の表現に加えて、単層の薄物のみならず、縫い目のない無縫製ニット、成型パーツ、組織柄など複雑なニット組織のフルカラー編成が可能となる。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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