新規多孔質ポリ乳酸フィルムの孔径制御による高機能化
研究代表者 |
山中 仁敏 滋賀県工業技術総合センター, 機能材料担当, 専門員
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | ポリ乳酸は、バイオマスの有効利用また生分解性を有することから環境負荷の小さい材料として注目されている。一方、多孔質フィルムはその高機能性を利用して菌除去等のフィルター、電池用のセパレーター等の幅広い用途に利用されている。我々はこれまでの研究開発により、ポリ乳酸で1~5μmの連続気孔多孔質フィルムおよび0。1~8μmの独立気泡多孔質フィルムの開発に成功している。このフィルムを高機能化して実用化するために、孔径の分布を小さくしたフィルムの開発、また平均孔径が違えたフィルムの作製を開発する。
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