生親和性の評価における炭素ナノ物質の表面構造及びサイズ制御技術の開発
研究代表者 |
尹 聖昊 九州大学, 先導物質化学研究所, 教授
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | 炭素材料は形状や表面等の構造によって機能が決定され、その制御技術が最も重要であることから、炭素ナノ物質の人体への影響においても微細構造やサイズが大きく関わっていると推測できる。本課題では、これまで蓄積してきたカーボンナノファイバーの合成及び構造の制御技術に基づき、多様な炭素ナノ繊維及び粒子を調製し、表面、形状、サイズ、繊維型と粒子型の四項目で数種の比較群として分類、確保する。これらの炭素ナノ物質の細胞への影響及び毒性を精密に評価し、さらにドラッグデリバリーシステムの開発等積極的な利用法を検討することを目標とする。
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