自己抗体プロファイルを用いた難治性神経疾患の髄液診断法の開発
研究代表者 |
末岡 栄三朗 佐賀大学, 医学部内科, 助教授
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | 神経難病である多発性硬化症の髄液診断マーカーとして有用なものはなく、治療方針の決定に苦慮する場合も多い。我々が発見した抗hnRNP A2/B1抗体は陽性率も高く、他の4種類の自己抗体と組み合わせた自己抗体プロファイルの作成により、他の類縁疾患との鑑別が可能と考える。本課題では、これまでに得られた成果を臨床診断に応用できるよう、高感度かつ簡便な診断システムとして確立することを目指す。
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