染色体研究のブレークスルーを促進する電気浸透式スライドガラスの開発
研究責任者 |
鈴木 孝明 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教
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研究期間 (年度) |
2004 – 2007
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概要 | ヒトゲノムの配列が報告された今、染色体をめぐる謎がいっそう深まっている。本研究は、細胞核の中に埋め込まれている長大な染色体DNAを一直線状の鎖に伸長することにより、生命の不思議を解き明かすためのツールの開発を目指してスタートした。細胞から染色体DNAを取り出し、末端を固定し、ずり応力を使って長く伸ばし、特定部位を観察するために種々の技術を開発した。遺伝子配列の転座の確認など、バイオや医薬分野の研究開発支援ツールとして応用展開が期待される。
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