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中村活性炭素クラスタープロジェクト

研究課題

戦略的な研究開発の推進 戦略的創造研究推進事業 ERATO

体系的番号 JPMJER0404
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJER0404

研究代表者

中村 栄一  東京大学, 大学院理学系研究科, 教授

研究期間 (年度) 2004 – 2009
概要「化学の力によって炭素に内在する性質を引き出し、新しい性質を付与する」という考え方を基本におき、化学機能,物性機能,生物機能などを付加した「活性炭素クラスター」化合物群を創出するとともに、産業に役立つ技術基盤を築くことを目指しました。 高分解能電子顕微鏡(TEM)を用いた研究では、「有機分子の動き」観察に成功し、分子同士の反応における様子を観察できることを実証しました。 また、光電変換機能、発光機能などを有する有機太陽電池や有機EL素子として有用な新規化合物群の創出に成功しました。 さらに、電子供与体/電子受容体のナノ階層構造をデザインするという合目的的な設計指針を提案し、新規フラーレン誘導体を用いて有機薄膜太陽電池の高効率化を実現しました。 このほか、パネル写真展やビデオの受賞など、中高校生や一般の人々に科学の面白さを伝える活動においても顕著な成果を挙げてきました。 現在、これらの成果を基盤とした実用化研究「塗布型長寿命有機太陽電池の創出と実用化に向けた基盤技術開発」(JST)がスタートしています。

報告書

(3件)
  • 2009 中間評価書 ( PDF )   事後評価書 ( PDF )   終了報告書 ( PDF )

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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