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分解性マトリックスを有する薬剤徐放性ステントの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 平成20年度までに募集を終了した事業 革新技術開発研究事業

企業責任者 フルウチ化学株式会社
研究期間 (年度) 2005 – (非公開)
概要現在、臨床応用されている薬剤徐放性ステント(DES)は、生体親和性の低い非分解性ポリマーを使用するマトリックスとニッケル(Ni)を含有する金属材料を用いており、新生内膜増生の抑制や炎症反応を引き起こすため、血管の再狭窄による心筋梗塞などの副作用を生じさせている。そのため、生体親和性の高いDESの開発が望まれている。本研究では、有機酸の誘導体と生分解性高分子を用いて合成されたポリマーマトリックス、力学的信頼性および耐食性に優れたNiフリーステンレス鋼、再狭窄の抑制効果を持つビタミンA誘導体(Am80)などの要素技術を集積し、?薬剤徐放用分解性マトリックス、?ステント用金属材料、?ステントの生体適合性評価の3つの観点から、生体親和性が高く再狭窄率の低い薬剤徐放性ステントを開発することを目的とする。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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