体系的番号 |
JPMJCR0283 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJCR0283 |
研究代表者 |
高柳 英明 NTT物性科学基礎研究所, 機能物質科学研究部, NTT R&D フェロー研究部長(研究グループリーダー兼務)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2007
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概要 | 本研究では、高い集積性と、長いコヒーレンス時間という優れた特性を備えた、超伝導磁束量子干渉計(SQUID)を用いて、まず1量子ビットの高速動作の実現とSQUID間の古典的な相互作用の解明、そしてコヒーレンスを阻害する要因の理論的解明を行います。この後、2つのSQUIDの量子もつれ状態の実現を介して、基本的量子ゲートの実現に取り組みます。量子計算の基本である量子もつれ状態の解明・実現は、量子コンピュータ実現のための避けては通れない第一歩であり、初歩的な量子コンピュータ実現へとつながることが期待されます。
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研究領域 | 新しい物理現象や動作原理に基づくナノデバイス・システムの創製 |