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燃料電池社会を実現させる革新的金属ガラス製造技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 平成20年度までに募集を終了した事業 革新技術開発研究事業

企業責任者 株式会社ダイナックス
研究期間 (年度) 2005 – (非公開)
概要燃料電池用セパレータには、現在カーボン材、ステンレス鋼が試用されているが、燃料電池の性能向上に向けて、新たなセパレータ材料の開発が課題となっている。金属ガラスの構造は理論的には結晶粒界を有しないため、材料強度や耐食性などにおいて他の金属材料にはない優れた特性を示すが、成形技術が確立されておらず、現在の技術ではリボン状では幅75mmが成形可能な上限であり、それ以上の大型サイズの成形は困難である。本研究の目的は、A4サイズまで大型化すること、セパレータの機能上必要な溝を2次加工なしに射出時に成形することにより、量産性に優れた金属ガラスの製造技術を確立することである。既に東北大学では射出成形法により、30mm角程度の成形を実現しており、この技術を基礎として成形技術を発展させる。また、将来を見越した低コスト金属ガラス組成の研究も行う。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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