マラリア等原虫感染熱帯病の治療薬及び診断薬の研究開発
研究代表者 |
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研究期間 (年度) |
2005 – (非公開)
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概要 | 急速なグローバル化が進んだ今、マラリア等の原虫感染熱帯病は開発途上国のみならず、先進国にとっても重要な問題となりつつあるが、現在でも適切な治療薬はない。本研究開発では、第4級アンモニウムイオン構造を持つロダシアニン誘導体やフェノキサジニウム誘導体が各種原虫を低濃度で殺傷することなどの幾多の知見を基に、マラリアをはじめ、トリパノソーマ症(アフリカ睡眠病、シャーガス病)、リーシュマニア症など各種熱帯病の実用的な治療薬・診断薬を開発する事を目標とする。本治療薬の開発は人道的な立場から国際的に高い評価を得るのみならず、治療薬市場の拡大にも貢献できることが期待される
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