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スギ花粉アレルギーに対する経口免疫寛容剤およびアレルゲン不活化剤の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 平成20年度までに募集を終了した事業 独創的シーズ展開事業 大学発ベンチャー創出推進

研究代表者

加藤 昭夫  山口大学, 教授

研究期間 (年度) 2005 – (非公開)
概要スギ花粉症患者が増加し、社会問題化しているが、根本的な治療法はなくアレルゲン除去療法や抗炎症剤等による対症療法が行われている。本研究開発は、スギアレルゲンCry j1を食用多糖であるガラクトマンナンを用いて天然に生じるメイラード型の多糖修飾法により得られるアレルゲン-多糖複合体にて、アレルゲンに対する免疫応答を根本的に低減化できる腸管経口免疫寛容剤を開発する事を目標とする。さらに、マスク、エアフィルター等に展着し、アレルゲン除去剤としての利用ができるスギアレルゲンの卵黄抗体を用いたアレルゲン不活化剤を開発することも次の目標とする。これらの技術は、ブタクサ、ヒノキなど他の花粉症にも応用展開が可能であり、大きな社会的効果が期待される。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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