魚病感染防御抗原を発現させた米を用いた食べるワクチン開発のための技術開発
研究代表者 |
幸 義和 東京大学, 助教
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研究期間 (年度) |
2005 – (非公開)
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概要 | 近年増加の一途をたどっている海水魚養殖におけるウイルス性疾患の発生に対して、日本ではイリドウイルスの不活化注射ワクチンが開発されているが、注射に要する負担は極めて大きい。本研究開発では、ワクチン抗原を集積したイネ種子(米)粉末含有飼料を食べることでワクチネーションを行う「魚病感染予防食べるワクチン」の開発を行うことを目標とする。米を用いた食べるワクチンは、精製の必要がなく、室温保存で2年は安定な経口ワクチンであるため、養殖魚介類に関する生産コストの低減及び安全性向上に大きく貢献することが期待される。
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