柑橘成分の有する貯穀害虫忌避性を用いた防虫紙の研究
研究代表者 |
西田 典由 愛媛県紙産業研究センター, 技術支援室, 研究員
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | 穀物や穀粉は、貯蔵中に貯穀害虫により食害を受けるが、これにより多量の食料が失われており、その対策が求められている。柑橘精油は、代表的な貯穀害虫であるコクゾウムシに対し、忌避性を有する。これを紙やフィルム等に担持させることで、防虫性のある食品保存用の包装等を作製することを目的とする。柑橘精油の分析、バイオアッセイによる閾値の検討、紙やフィルム等への担持法およびその評価を行う。
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