低侵襲性高感度マルチ抗原アレルギー診断チップの開発研究
研究代表者 |
木戸 博 徳島大学, センター長
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研究期間 (年度) |
2008 – (非公開)
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概要 | 現状のアレルギー診断法は、多量の血液を必要とし、感度も不十分なIgE測定法が主流である。この測定法では患者負担が大きく、現状で測定時間に2時間も要する等の問題を抱えていることから、改良が強く望まれている。本研究開発では、これまでに開発代表者が開発してきたカルボキシル化DLC(Diamond-Like Carbon)蛋白チップの反応条件の最適化を進め、検出時間60分以内の迅速性と、世界初の高感度測定システムを確立することを目的にした。また、汎用性のために、濾紙血や全血の使用が可能な技術を開発し、さらには従来技術では想定不可能である微量の臍帯血を用いた診断技術の実現も次の目的とした。
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