紙とペンによるユーザコンピュータインタラクションの開発
研究代表者 |
中川 正樹 東京農工大学, 教授
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研究期間 (年度) |
2008 – (非公開)
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概要 | 紙にペンで書くと筆跡の時系列情報を取り込むペン・ペーパデバイスは、紙に筆跡が残る利点があるため、これまで情報化が難しかった用途を開拓し情報化を促進する可能性がある。しかし、現状では、有効な手書きアプリケーションプログラムがない、特定のデバイスでしか利用できないなどの課題により、市場拡大を阻害する要因にもなっている。本研究開発では自由筆記文章の認識について既に世界最高水準の98.6%という認識率を達成した実績を基に、普及の鍵となる新規手書きアプリケーションの開発と認識率の一層の向上(99.5%)、OS依存性の解消を進めて、手書きインターフェイスを自国の技術として確立すると共に、その技術・サービスを提供する会社を設立する。
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