生分解性プラスチックの加工性向上を目指した結晶性・熱安定性に関する研究
研究代表者 |
尾崎 幸洋 関西学院大学, 理工学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | ポリヒドロキシブタン酸(PHB)系プラスチックは、結晶化速度が遅いために加工しにくく、2次結晶化の進行により成型加工後に物性低下が起こるといった課題を抱えており、実用化に向けて更なる改良が望まれる。そこで、本研究では、PHBおよびその共重合体の加工向上のため結晶構造や熱的挙動を、(1)赤外スペクトルの温度変化の測定、(2)DSCおよび広角X線回折の温度変化の測定、(3)SPring-8における時間分解小角、広角X線散乱―DSC同時測定より、明らかにすることを試みる。
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