体系的番号 |
JPMJSA0807 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSA0807 |
研究代表者 |
佐藤 政良 筑波大学, 大学院生命環境科学研究科 生命環境系, 教授
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研究期間 (年度) |
2008 – 2013
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概要 | 水資源を生み出して沙漠を農地に変える節水作戦 ナイル川に頼る乾燥地エジプトでは急激な人口増加が進み、食料増産と雇用拡大が緊急課題となっている。だが主要な農業地域であるナイルデルタでの生産量は限られ、使えるナイル川の水資源も限界に達した。そこでデルタ地帯の既存農地で水利用の合理化、節水を行い、生み出した水を周辺の沙漠地帯に送って農地開発を進め、食料生産の拡大を図る必要がある。そのためにデルタでの灌漑(かんがい)用水や農地の効率的・持続的な利用法を構築する。 ナイルデルタの水と農業の現状を解明し、農村のあり方を探る 様々な灌漑方法で主要作物を栽培し、作物の反応、消費水量、収量および塩害に与える影響などを作物・土壌・気象の3分野から検討している。また農民の水管理行動、水動態なども観測、分析し、効率的で持続可能な農業および水管理のモデル確立を目指す。
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研究領域 | 環境・エネルギー(地球規模の環境課題) |