研究責任者 |
山口 政之 北陸先端科学技術大学院大学, マテリアルサイエンス研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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概要 | 液晶ディスプレイ(LCD)分野の技術革新は目覚ましく、新しい技術が日々追求されている。特に、LCDを構成するフィルムには多様な機能が求められる。本研究開発では、「H18年度JST地域イノベーション創出総合支援事業プラザ石川のFS委託研究」、および、「H19年度JST産学共同シーズイノベーション化事業の顕在化ステージ」を実施させていただき得られた成果を早急に企業化すべく、モバイル電子機器などを対象として大きな市場を形成しつつある「位相差フィルム」の実機レベルのプロトタイプ開発へと展開する。本プロジェクトでは、材料設計のみならず成形加工を利用した位相差(複屈折x厚み)およびその波長依存性の制御技術を確立し、「薄型化、軽量化、低価格化に繋がる位相差フィルム」を実用化する。
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