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発症危険度判別によるATL発症リスク診断システムの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 研究開発資源活用型

研究責任者 坪内 博仁  鹿児島大学, 医歯(薬)学総合研究科, 教授
研究期間 (年度) 2008 – 2010
概要南九州を中心に西日本で多くの患者が集積している成人T細胞白血病 (ATL)は、HTLV-1感染を背景として感染後50年以上の期間を経て、約5%が白血病を発症する。未だATLの有効な治療法は開発されておらず、発症後半年から1年で死亡する予後不良の難治性白血病である。ATL発症リスクが高いキャリアを早期に同定することは、発症予防や病態悪化遷延の観点から非常に重要である。これまで南九州におけるATLに関する取組みとして、宮崎大学が独自に実施したコホート研究、宮崎県地域結集型共同研究事業(平成15~20年度)、鹿児島大学においては、独自のATL診断技術の確立や予防・治療法に関する研究を実施している。本プロジェクトは、南九州地域のATL研究成果の結集により、ATLの発症危険度を階層的に判別する発症リスク診断システムの開発を目標とする。さらに、発症予防に貢献する食品の提案を行う。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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