体系的課題番号 |
JPMJSN08A6 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSN08A6 |
研究責任者 |
岡畑 惠雄 東京工業大学, 大学院生命理工学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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概要 | 細胞表層での認識、細胞内での転写・翻訳などのさまざまな生体内反応を光反射型水晶発振子マイクロバランス(オプトQCM)法を用いて定量的に解析し、医療現場、創薬産業、食品産業などで活用できるバイオ計測装置を開発します。オプトQCM は、QCM 金基板表面の反射率測定(ΔR)から吸着物質の質量を、ネットワークアナライザ駆動型QCM の振動数変化(ΔF)から吸着物質の水和量変化を、エネルギー散逸値変化(ΔD)から粘弾性(コンフォメーション)変化を同時に検出できる装置です。本方法を利用すれば、多くの分子が時空間的に関与する複雑な生体内反応を質量変化やコンフォメーション変化として高感度に定量化でき、医療現場や創薬産業、食品産業などで広範囲に活用できます。
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