体系的課題番号 |
JPMJSN08BA |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSN08BA |
研究責任者 |
藤巻 朗 名古屋大学, 大学院工学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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概要 | 同位体10B によるMgB2 中性子検出器は、従来の電離ガス中性子検出器と比べ応答速度や空間分解能、大きさにおいて3 桁優れています。本開発は、この特長を生かし検出器をマトリクス状に配置し、飛行時間法によるエネルギー計測に基づく超小型中性子回折装置を開発し、中性子装置の汎用性を向上させることを目的とします。そのためには、多検出器による高精度飛行時間計測を熱的擾乱がない状態で行うことが不可欠であり、単一磁束量子回路技術を導入して実現します。
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