1. 前のページに戻る

薄膜法によるFeAs系およびその周辺超伝導物質の探索

研究課題

戦略的な研究開発の推進 戦略的創造研究推進事業 TRiP

研究代表者

向田 昌志  九州大学, 大学院工学研究院, 教授

研究期間 (年度) 2008 – 2011
概要鉄ニクタイド系材料が、20数年前に発見された銅酸化物超伝導体と同様に二次元伝導面からなる積層パターンを持つことに着目し、積層パターンを自在に操ることのできる(1)原子層制御エピタキシャル技術、(2)最適組成を高速に探すコンビナトリアル膜作製技術、(3)GaAs 系化合物半導体エピタキシャル膜作製技術、蒸気圧の高いタリウム(Tl)系超伝導体膜作製技術などを活かし、薄膜による物質探索・高品質鉄ニクタイド系膜実現を目指します。特に一枚の基板上に多彩な組成・構造を持つ材料を低温レーザー走査顕微鏡などで超伝導転移温度を高速に評価し、高い超伝導転移温度を持つ部分の微小領域X線回折、EBSP(方位解析)、さらにはマイクロサンプリングによる透過電子顕微鏡観察など、多種多様な微細サンプルの組成・構造と超伝導特性との一括評価を高速に行い、鉄ニクタイド系材料の全容を早期に明らかにします。
研究領域新規材料による高温超伝導基盤技術

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst