分子線エピタキシー法を用いた鉄系超伝導体周辺物質の探索
研究代表者 |
内藤 方夫 東京農工大学, 大学院共生科学技術研究院, 教授
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研究期間 (年度) |
2008 – 2011
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概要 | 本研究では、分子線エピタキシー法により鉄系超伝導体周辺物質の探索を行います。鉄系超伝導体物質は、1990年代に発見されたYPd2B2Cに代表されるボロカーバイドと類似の結晶構造を有するため、鉄系に限定しない一段高い視点に立った研究展開を図ることが賢明であると考え、その視点に立った研究を推進します。また、探索ツールとして用いる分子線エピタキシー法は、薄膜低温合成が可能であり、物質探索の視野を拡げるという点で有利であると考えます。これまでのMgB2や銅酸化物での蓄積をもとに、薄膜低温合成を鉄系超伝導体周辺物質において適用および確立することを図ります。
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研究領域 | 新規材料による高温超伝導基盤技術 |