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鉄ニクタイド系化合物超伝導体の微視的・非経験的理論研究

研究課題

戦略的な研究開発の推進 戦略的創造研究推進事業 TRiP

研究代表者

黒木 和彦  電気通信大学, 電気通信学部, 教授

研究期間 (年度) 2008 – 2011
概要第一原理電子状態計算、多体モデル計算の専門家を結集し、それぞれの得意とするアプローチを有機的かつ複合的に組み合わせて、微視的な立場から鉄ニクタイド系化合物の本質を明らかにすべく、以下の課題に取り組みます。(1)精密な計算による超伝導機構の解明(2)ギャップ関数の対称性や構造などの超伝導特性の解析(3)磁性、輸送特性などの常伝導状態の諸物性の解析(4)界面・接合系での輸送特性の解析(5)新しい方法による電子状態計算、微視的有効模型の第一原理的構築(6)新結晶構造、新物質群の探索。特に、より高い転移温度の実現を目指す物質設計 非経験的な計算をベースにできるだけ現実に即した計算を実行し、実験グループとの連携を密に取りながら、既存の実験事実の解明のみにとどまらず、新概念の創出、新物質の設計を積極的に行うことを目標とします。
研究領域新規材料による高温超伝導基盤技術

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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