筋・筋膜性疼痛のトランスレーショナルリサーチ ?動物における基礎研究からヒトにおける実験的及び臨床研究?
研究代表者 |
水村 和枝 名古屋大学, 環境医学研究所, 教授
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研究期間 (年度) |
2008 – 2011
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概要 | 本研究は、多くの人が苦しんでいる筋・筋膜性疼痛症候群のトリガーポイント(痛みの原因となるポイント)の発生・維持機構の解明を目的とする。具体的には、筋・筋膜性疼痛のトリガーポイントの機構解明に向け、日本側は動物モデルを作成して研究を行い、デンマーク側はヒトにおける実験的研究、さらには患者を対象とした研究へと展開し、得られた知見を再度動物実験へと戻すというトランスレーショナルなアプローチを両国の相互補完的な取り組みによって進める。本研究交流により、現在多くの製薬会社にとって重要課題である、慢性の筋骨格系の痛みに関する治療法の進展に貢献することが期待される。
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研究領域 | ライフサイエンス |