ホウ素中性子捕捉療法用薬剤粒子の表面状態制御に関する研究
研究代表者 |
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 新しいガンの治療方法としてホウ素中性子捕捉療法(BNCT)が注目されている。BNCTとは大きな中性子吸収断面積を有する10B原子を選択的に腫瘍細胞に導入し、中性子照射により生成するα粒子で腫瘍細胞のみを選択的に破壊させる手法である。炭化ホウ素微粒子はBNCT用薬剤への応用が期待されており、本試験では炭化ホウ素微粒子に薬物輸送機能を付与するための表面化学修飾に最適な炭化ホウ素粒子表面を得るための技術開発を行う。
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