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食品成分由来潰瘍性大腸炎治療薬の開発:治療効果と宿主の遺伝的背景との関係

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

猟山 一雄  青森大学, 薬学部, 教授

研究期間 (年度) 2008
概要BALB/cマウスの急性潰瘍性大腸炎に対し、沢ワサビ由来のイソチオシアネートが、現在臨床で使用されているスルファサラジンと同等かそれ以上の効果がある(平成19年度JST支援による)。しかしながら、BALB/cマウスではDSSの飲用をやめると、すみやかに潰瘍性大腸炎が回復し、慢性化することがない。このことより、潰瘍性大腸炎誘発マウス自体の自己修復能力が高い場合にのみイソチオシアネートやスルファサラジの効果がみられる可能性がある。解決すべき問題点は自己修復能力が高くないマウスの系統で、上記化合物が有効かどうかを明らかにすることである。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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