エタノ—ルの酸化的改質反応を常温から駆動可能な触媒系の構築
研究代表者 |
永岡 勝俊 大分大学, 工学部, 助教授
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | これまでに還元したCeO2が常温で酸化され急激に発熱することを利用し、酸化的改質の常温駆動が可能となると考えた。実際,H2還元したRh/CeO2に常温でn-C4H10と空気の混合ガスを流通したところ、数秒後に触媒が赤熱し水素の生成も見られた。本研究では、この研究成果をエタノールの酸化的改質反応に応用する。バイオマスであるエタノールから常温無加熱で水素を取り出せれば、燃料電池と合わせることで、利便性に富む高効率なエネルギー供給システムを構築可能となる。
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