安全性を有する新規ホルムアルデヒド非含有臓器保存液の開発
研究代表者 |
藤倉 義久 大分大学, 医学部, 教授
|
研究期間 (年度) |
2008
|
概要 | 現在、肉眼臓器標本の長期保存に使用されている「ホルムアルデヒド」は平成20年3月より発ガン性物質に変更・格上げされ、労働作業環境や作業者の健康診断など厳しい規制が布かれることになった。本研究は肉眼・組織標本作製においてホルマリンを全く用いず、代わりに親水性高分子モノマー混合液を使用することにより、標本を生体に近い形で、長期保存可能、直接触れても人体への影響がない、かつ廃棄時においても環境負荷の少ない方法を開発する。
|