新しいプロバイオティクスによるピロリ菌の増殖抑制効果の検討
研究代表者 |
村上 和成 大分大学, 医学部附属病院総合診療部, 准教授
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | Helicobacter pylori菌(ピロリ菌)は強酸下である胃の中で生息する細菌として発見されて以来、慢性胃炎、胃潰瘍および十二指腸潰瘍との関連が注目されるようになった。今では確実な胃発癌因子であるとも認定され、除菌治療は保険適用となっている。このような病原菌に対して各個人が簡便に且つ安全に防御に取り組む事を可能にすることを目的として、新しいプロバイオティクス効果が期待できる菌を日常にある食品より分離培養し、経口摂取可能でかつ強酸性下でも抗ピロリ活性を持つ菌を同定し実用化を目指す。
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