尿中ナノベジクル中のアクアポリン2を指標とした腎疾患診断方法の開発研究
研究代表者 |
池田 正浩 宮崎大学, 農学部獣医学科, 准教授
|
研究期間 (年度) |
2008
|
概要 | 尿は患者が痛みを伴わずに入手できるため、非常に魅力的な検査材料である。しかしながら尿中タンパク質は、非常に種類が多いこと、またタンパク質の由来が不明確であるなどの欠点があったため、診断にはほとんど利用されてこなかった。我々は、それらの欠点を克服するものとして、尿中ナノベジクルと呼ばれる小胞に含まれるタンパク質に着目した。本研究は、尿中ナノベジクル中のタンパク質を調べて、新しい薬剤性腎障害の診断方法を開発しようとするものである。
|