がん治療を目指した低分子化ヒト抗体によるアポトーシス誘導
研究代表者 |
伊東 祐二 鹿児島大学, 工学部生体工学科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 低分子化抗体は、通常用いる完全ヒト抗体に比べ、生産コストの安さから医療への応用が期待されているが、がん治療効果として重要な抗体依存性細胞障害活性(ADCC)を保持していないことから、がん治療への応用が疑問視されている。本課題では、当該抗体が持つがん細胞に対する細胞死(アポトーシス)誘導能を、抗体エンジニアリングによる分子構造の改変によって強化することで、がん治療に応用できる低分子化抗体医薬の創製を目指す。
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