ポリアミン固定化高分子粒子を用いた選択的エンドトキシン定量システムの開発
研究代表者 |
坂田 眞砂代 熊本大学, 大学院自然科学研究科, 助教
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 本研究では、血液や注射液中に微量混在しているエンドトキシン(リポ多糖: LPS) 濃度を約3ピコグラム/mL (約0.03エンドトキシンユニット(EU)/mL)ま で、高感度に定量可能な新規LPS測定システムの開発を目的とする。我々独自 の技術で開発されたLPS吸着体に、LPSと共雑物が混在した水溶液中からLPSだ けを特異的に吸着・濃縮させた後、吸着体-LPS結合体としてLPS定量試験を行 なうことで、共存物質の影響を受けずに試料中のLPSの正確な定量を試みる。
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