海産ミジンコの培養技術開発と仔魚用餌料としての応用
研究代表者 |
萩原 篤志 長崎大学, 大学院生産科学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 生まれたばかりの海産魚は配合飼料を消化できず、生きた餌のみを利用できる。仔魚の大量飼育を行う種苗生産では、培養した海産ワムシ(サイズ0.1~0.3 mm)を初期の餌に使い、ワムシの次の餌としてアルテミア(0.5~1.0 mm)や冷凍したカイアシ類を用いるが、これらは外国の天然資源に依存した輸入品であるため価格変動が大きく、餌料としての安全面での確保も必要である。本課題では、アルテミアやカイアシ類の代替餌料の安定的な高密度培養技法を開発する。
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