炭酸ガスから環境調和型ポリエステルを合成する細菌の分子育種
研究代表者 |
松崎 弘美 熊本県立大学, 環境共生学部, 助教授
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 環境問題が深刻化する中、生分解性プラスチック(PHA)の普及が期待されている一方、原材料が食物やバイオエタノールの原材料を兼ねる、材質が脆い、生産コストが高いなど、種々の問題がある。本研究では炭酸ガスを炭素源としてPHAを合成する微生物、R. eutrophaの遺伝子組換え株を作製し、菌株の分子育種を行い、炭酸ガスから可塑性の高い良質な生分解性プラスチック、P(3HB-co-3HA)の生産系の確立を目指す。
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